先輩社員の声 / 03
調達部 農業生産課 課長
北原 涼平 Ryohei Kitahara
2006年入社 生物資源科学部卒
PROFILE
学生時代にトマトの研究をしていた経験から、地元長野にあるナガノトマトへ入社。現在は加工用トマトの新品種の育種と、契約農家への栽培指導を担当。ナガノトマト独自の加工用トマトブランド「愛果(まなか)」を支えつつ、子ども達の声援を受けながら、新品種の開発にも力を入れる。
大学の研究室でトマトの研究(果実がどうして軟らかくなるのか、原因となる遺伝子の研究)をしていたこと、出身が長野県で、将来は長野県に戻りたいと考えていたこと、ナガノトマトの本社が実家から近かったことから、“ナガノ”で“トマト”だし、ここしかないと運命を感じ、採用活動にエントリーしました。
結果的に、加工用トマトの栽培、育種に携わることが出来、入社して良かったと感じています。
加工用トマトの新品種の育種と、契約農家の皆さんへの栽培指導を担当しています。ナガノトマト独自の加工用トマトブランド「愛果(まなか)」を支えるべく、つくりやすい、たくさん採れるなどの特長をもった、新品種の開発に力を入れています。
また、実際に「愛果(まなか)」を栽培頂いている、契約農家の皆さんの元に出向き、生育の診断や、栽培のアドバイスをして、農家の皆さんがおいしいトマトをつくれるように、手助けをしています。
ナガノトマトの商品はどれもおいしく、友人・知人をはじめ、多くの皆さんに自信をもって勧めることができます。
特にトマトジュースは、契約農家さんのご努力と、「愛果(まなか)」のおいしさが相まって、ばつぐんにおいしいと思っています。
社員の皆さんの大らかさや優しさ、本社のある長野県松本市は、空気がきれい、水がおいしい、山や緑に囲まれたロケーションであること、そんなところも魅力のひとつです。
トマトという生ものを扱っているので、どうしても早出出勤や休日出勤をして、トマトの生育管理をする機会が多くあります。
そんな時、子どもたちが「お休みだけどトマト会社がんばって」、「ぱぱが行かないとトマトが泣いちゃうもんね」と応援してくれることが、励みになっています。
7月下旬に収穫時期を迎え、畑一面に赤いトマトが溢れていると、努力が報われた気がします。
なるべく早いうちに新品種を出したいです。
従来の品種よりつくりやすくなったり、たくさん採れたり、契約農家の皆さんがこれならまたつくりたい、つくってよかったと思える品種を出すことが目標です。
2020年に本社に新工場が竣工し、工場に活気が溢れているように感じるので、ゆくゆくは工場の製造ラインに携わることが出来れば、と考えています。