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ナガノトマトは商品の品質に対する様々な取り組みを実施しています。
ここでは、なめ茸の選別工程の例をご紹介します。
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なめ茸の材料となるえのき茸を選別しやすいようにほぐします。
えのき茸は人の手により1株ずつ茎をほぐし、異物などを丹念に取り除いた後、裁断機が約2cmの長さへカットします。 -
白いコンベアーに乗せ、蛍光灯で下から照らしだすことにより、異物がないかどうか再度確認します。
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シャワー水により洗浄します。
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様々な異物除去装置を用い、原料の最終確認を行います。
お客様の目線に立った最終検査と、様々な理化学検査を行い、出荷されます。
ナガノトマトは、商品の設計・開発・生産などの各工程における品質の維持、向上を図るために、本社・工場・営業部においてISO9001の認証を取得しています。
また、食品安全マネジメントシステムのFSSC22000認証を取得し、お客様の安心感を醸成するための安全性の追求はもちろんのこと、製品の品質をさらに工程の中でつくりこみ、お客様に満足いただける製品づくりに努めています。
農作物の残留農薬は、2006年(平成18年)5月29日施行のポジティブリスト制度により、規制が強化されました。
ナガノトマトでは、トマト原料、生鮮原料について残留農薬の分析を行いポジティブリストの基準値が守られているかどうかの確認をしています。
特に、主要な原料であるトマトは、国内、海外を問わず、農薬の管理状況、工場生産状況等の確認を行っています。
何重ものチェック体制により異物混入を防止しています。
たとえば、えのき茸は多くの人の目で選別、そして独自に改良を重ねた異物除去機により、徹底的に異物を除去しています。さらに「画像処理検査機」や「金属探知機」や「エックス線検査機」等を用いた異物除去も行っています。
また、最終工程では、お客様の目・感性で検査するお客様チェックを行っています。
破ビン後は製造を中止し、破片をくまなく収集、混入の恐れがある製品を全て廃棄処分します。
割れたビンのお話
ナガノトマトがトマトケチャップをはじめとするトマト加工品とともに、50年以上作り続けている商品に「特選 なめ茸茶漬」があります。
独特の形をしたビン、もともとは蜂蜜の容器として使用されていたビンを利用し、その名残で現在もなおこの形のまま使われています。
もしも製造工程中、例えば、コンベアー上等で破ビンが発生したとき、私たちはすぐさまその製造を中止します。
そして、その破片をくまなく集め、そのビンが重量もしくは形状にて、復元できるまで何時間かかっても、復元作業をつづけます。
万が一復元できない場合、異物混入等のおそれがあると考えられるライン上で生産していた商品すべてを廃棄します。
お客様の安全安心がすべてに最優先します。安心してお召し上がりいただける商品を作っています。
- 50代女性
- 割れたビンの写真を見て企業としての責任感・誠意を感じました。
- 40代女性
- 食の安全に不安が募る今日この頃。
ナガノトマトの製品は本当に安心して信頼してたっぷり使えます。
割れたビンのお話は感動です。
- 50代男性
- コンベアーのビンの復元の話、感心しました。
大変な事と思いますが、この話を読んで、安心して消費者も食べる事ができます。
食品についていろいろ問題が指摘されている話で暗くなっていましたが、この話で少し明るくなりました。