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信州の気候には、日照時間が長い、雨が少なく湿度が低い、昼夜の温度差が大きいという特徴があります。これはトマトのふるさと南米アンデス山脈の気候によく似ています。そのため、信州はトマトの栽培に最適な土地で、全国でも有数のジュース用トマトの産地です。
そんな自然の恵みが豊かな地“信州”でナガノトマトはその名のとおり、トマトを原料とした食品・飲料を製造・販売しています。
食品メーカーが安全で品質のよい原料を得るためには農家の方々の協力が欠かせません。
ナガノトマトは創業の1957年から「長野式」と呼ばれる、トマト農家の方々との「契約栽培方式」を確立し、現在に至っています。
ナガノトマトでは、農家の方々とまだ寒い冬の時期からその年にどれくらいの面積でトマトを裁培するかの契約を結びます。そして、ナガノトマト独自のブランドトマト「愛果(まなか)」の種や苗を農家の方々に託し、栽培を行っていただきます。
このような方式を「契約栽培方式」と呼びます。
このようにして農家の方々と契約して栽培されたトマトはすべてナガノトマトが引き取り、トマトジュースやトマトケチャップの原料になります。
契約栽培であることによって、ナガノトマトは製品に使用するトマトの栽培履歴を明確に知ることができ、安全な原料を得ることができるのです。
契約農家の方々との“つながり”はナガノトマトの財産です。信頼なくしては契約栽培が成り立ちません。ナガノトマトの担当者は、契約農家の方々の畑を回っては生育状況の確認やグループ単位での勉強会などを実施して、より高品質なトマトの栽培に取り組んでいます。
その中でも、農薬使用の管理はもっとも重要な仕事です。 契約農家の方々はどんな種類の農薬を、いつ・どれくらい使用したかを規定の用紙に記録し、5年間保管し続けます。
ナガノトマトの「信州生まれのおいしいトマト」や「信州生まれのトマトケチャップ」の原料トマト 「愛果(まなか)」はそのほとんどが露地栽培。
真夏の暑い時期に完熟したトマトだけを選んで大切に摘み取り、栽培した契約農家の方々の名前が書かれた出荷責任票とともに集荷所に集められます。集荷所に集められたトマトは、農協などの検査員による品質検査を受け、合格したものだけがトマトジュースやトマトケチャップの原料となるのです。
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