健康経営Health and Productivity Management
健康宣言
当社は、「おいしさと健康をお届けし、すべての人々と感動と喜びを分かち合う」を企業理念として掲げております。
その実践のために、社員一人ひとりの健康が維持増進し、社員が心身ともに健康でイキイキと働ける職場風土を醸成するため、社員の健康づくりに取り組むことを宣言します。
主な取り組み内容
-
定期健康診断
受診率100% -
定期健康診断後の
再検査受診率の向上 -
事業所内の
喫煙所完全撤廃 -
置き型社食®
の導入 -
ストレスチェック
の実施
健康経営の取り組みについて
当社は1957年に創業し、長野県の農家の方々に栽培いただいた当社独自ブランドトマト「愛果(まなか)」、長野県産のえのき茸といった農産物を加工し、トマトケチャップを始めとしたトマト加工品、長野県産のえのき茸を100%使用したなめ茸製品の製造・販売を行っています。
また、当社の企業理念「おいしさと健康をお届けし、すべての人々と「感動」と「喜び」を分かち合う」は、創業以来大切にしてきた「品質」にこだわった「ものづくりの精神」と当社を支えてくれている皆様方への感謝の気持ちを込めて全社員で考えたものです
社会環境の変化を受けて、企業理念の実現を常に意識した事業運営のためには、社員一人ひとりが心身ともに健康でイキイキと働き、充実した日々を過ごすことが大切であると考え、2019年7月に健康企業宣言を行いました。
当社にとって健康経営の取り組みは、社員一人ひとりの健康が維持向上し、生活の充実につなげることが第一の目的です。
社員全員の健康維持・増進につながる取り組みを積極的に実施するとともに、社員一人ひとりが仕事にやりがいを感じ、能力を最大限に発揮することが出来る職場環境の整備も進めていきます。
日本健康会議より「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門(ブライト500))」の認定をいただきました
社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが優良であると認められ今年初めて上位500企業が認定されるブライト500に認定していただけました。
健康経営優良法人の認定は、2021年から継続しており、今後も社員の健康作りをとおして、 社員のワークエンゲージメントの向上にも取り組んでまいります。

推進体制
健康経営の指標
社員一人ひとりが心身ともに健康でイキイキと働き、充実した日々を過ごすことが出来るよう、以下の重点指標の改善に取り組んでまいります。
- 定期健康診断ならびに再検査の受診率
- 喫煙率
- アブセンティーイズム
- プレゼンティーイズム

健康習慣アンケートのフィードバックの様子
当社社員にみられる健康課題
- 再検査の受診率が低く、将来の疾病リスクにつながる可能性がある
- 社員の喫煙率が高く、継続的な喫煙対策が必要
- 睡眠休養が不十分な社員の比率が高いため、疲労が蓄積し心身の不調につながる可能性がある
健康関連指標の変化と目標値
健康関連指標 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 目標値(2025年) |
---|---|---|---|---|
定期健康診断 | 100% | 100% | 100% | 100% |
再検査・再受診 | 74% | 79% | 75% | 80% |
特定保健指導実施率 | 100% | 100% | 100% | 100% |
喫煙率 | 25% | 22% | 22% | 20% |
アブセンティーズム(傷病による平均欠勤日数) | 1.7日 | 2.5日 | 2.4日 | 2.3日 |
プレゼンティーズム(業務効率の低下) | 19% | 24% | 21% | 19% |
健康経営の取り組みに関する効果検証
2022年~2024年の経年評価

主な取り組み項目
取り組み内容 | 実施目的 | 投資額 |
---|---|---|
人間ドック補助 | 社員の病気の早期発見・健康維持 | 1,739,050円 |
置き型社食®の導入 | 社員の健康的な食事の支援 | 76,560円/月 |
ストレスチェックの実施 | 社員のメンタルヘルスケア | 65,676円 |
健康促進アプリの導入 ウォーキングラリーの開催を周知し、運動機会を創出(5月、10月) | 生活習慣病予防・コミュニケーション向上 | 0円 |
外部講師による健康講座の開催 3月「ストレッチ講座」(相澤健康スポーツ医科学センター)を実施 | 健康リテラシー向上と行動変容 | 0円 |
当社の健康経営推進の概略図(戦略マップ)

2024年度の成果と効果検証
- 再検査受診率は、対象者に個別の面談や手紙・メールで受診勧奨を行いましたが、受診率は3ポイント下がってしまいました。
受診率向上につながる具体的な施策を実行します。 - 禁煙の推進は、喫煙率に変化がありませんでした。
禁煙を推進するため、禁煙外来治療補助の再周知、ポスターの掲示を実施します。 - 睡眠休養が不十分な社員の比率が高いため、睡眠の質を高めるセミナーを実施しましたが、2ポイント上がってしましました。
睡眠の重要性について理解し行動変容につながる具体的な施策を実行します。
この結果、毎年の健康習慣アンケートにより測定している生活習慣において、健康行動を行っている社員(5ステージモデルによる行動期と 維持期の割合の合計)は、全国平均と比較して高いレベルを維持している一方で、「飲み物」「睡眠」に関する健康行動がそれぞれ2ポイント低下しており、今後の課題の一つとして顕在化しました。
複数の取り組みによる効果が表われてきている一方で、社員にみられる健康課題に対して改善が見られないため、現状の取り組み内容を振り返り、改善につながる施策を検討し実行します。
次年度も全社的な取り組みを継続するとともに、社員一人ひとりが自身の健康に対する意識 (健康リテラシー)を高める施策を実行することで、社員と会社が健康経営の効果を実感できる取り組みを推進していきます。

契約農家さんが栽培した当社独自ブランドトマト「愛果(まなか)」の収穫を、社員が応援に行っています。

毎週月曜日の朝には本社事務所でラジオ体操を実施しています。

管理栄養士の資格を持つ当社社員作成 “食”ד健康”プラスワン 2024年度8月号
テーマ「熱中症と水分について」