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「本当においしく、ナガノトマトらしい商品をつくりたい」という想いから、ケチャップやトマトジュースの原料となるトマトの品種改良を昭和53年にスタートさせました。
一口に品種改良※といっても、交配の組み合せはほぼ無限にあります。契約栽培農家との方々と協力し、約10年間にもおよぶ試行錯誤を経て、ようやく誕生した、弊社独自ブランドトマト「愛果(まなか)」。
「愛果(まなか)」は、 信頼関係の強い、信州の契約栽培農家の手により大切に育てられます。
- 品種改良:交配により2つのものを掛け合わせて、新しい特性をもったものを作り出すこと。
ナガノトマトのジュース用トマトはすべて「契約栽培」です。まだ寒い冬の時期に信州の農家の方とトマトを栽培してもらう契約をします。契約栽培とは、どれくらいの面積でトマト裁培をするのかといった面積契約で、収穫したトマトはすべてナガノトマトが引き取るものです。そして育て方を相談しながら進めています。契約農家の方々との“つながり”はナガノトマトの財産です。信用がなくては契約栽培は成り立ちません。トマトの担当者は契約農家の方々とも仲良し。畑を回っては生育状況の確認や栽培指導などを行い一緒になっておいしいトマトを育成しています。
加工用トマトは露地栽培されています。そして収穫の最盛期は真夏の暑い時期です。何もさえぎるものがない直射日光の当る中での作業です。
完熟したトマトだけを選んで、大切に摘み取ります。作業は決して楽ではありませんが、「苦労して手塩にかけるからこそ喜びも大きい。」と契約農家の方々は語ります。