辰野美術館建物の左側を奥に進んでいくと、木々の中に小さな建物が、、、、、
画家の母袋俊也さんの「絵画のための見晴らし小屋」2006年作です。
1990年代後半より全国にいくつか設置されています。
中の窓から見ると、切り取られた風景が絵画として鑑賞できるというもの。
窓はいくつかありますが、木が成長してしまい本来の姿ではなくなってしまっているそうです。それに建物もだいぶ傷んできてますね。
また、美術館から池の間の芝生横に工事している場所があったので見てみると赤羽焼かまと書いてあります。
説明書きによると、、、赤羽焼きは1865年に創業、製糸工業の隆盛により陶製の繰糸鍋を製造していたとのことです。
しかし、製糸業の衰退ともに戦後に廃業しました。
とても大きな釜でしたが、昭和44年に中央自動車道建設により壊されることになり、保存活動が行われ、この場所に移転復元されました。
元の釜は全長27メートル、幅7メートル 11段あったそうですが、あまりに巨大なためその内の5段を移転したようです、
5段でもかなり大きいですね。修繕してきれいになりました。
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