福井の旅、最後は平泉寺白山神社です。
古くから信仰の対象だった霊峰白山の拠点として、717年に開かれた歴史あるお寺でした。
平安時代には48社、36堂、6,000の坊院が立ち並び8,000人もの僧兵がいたと伝えられています。
明治の神仏分離令により寺号を廃止し、白山神社となっています。
また、現在では苔で有名!!!でも、訪れる人はそう多くはありませんでした。
ゆっくり広い境内を回ると静かな時間が流れます。
いやー、本当に苔が美しいです。この時期は杉の枯れ葉が落ちている個所も多いので秋は避けたほうがいいかもしれません。
本殿、鳥居ともに派手さはありません。
ほとんどの人は行かなかったようですが、発掘調査が行われているところがあります。
森を抜けたあたり・・・中世のころの遺構が残っており、石畳が美しいです。
人はまったくいません。
平成になってから25年の発掘調査は2ヘクタールに及んだようですが、全体は200ヘクタールあるそうで、まだ1%程度だそうです。本当に壮大な敷地で、栄華を極めていたのでしょうね。
その先の森に入ると、さらに石畳の道が続いています。
その先に若宮神社があり、傍らには450歳になる大杉です。
しかし、本当に見どころも多く、すばらしいところでした。周辺が一体となっていたのでしょう。ゆっくり回るところはまだまだあるようでした。
また、ぜひ来たいと思います。
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